こんにちは。
皆さんはもう
【あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。】
見ましたか?
私はアマプラで配信されてすぐに娘と観ました。
ものすごく話題になっていましたよね。
目が覚めると、そこは1945年の日本。
初めて愛した人は、特攻隊員でした。
親や学校、全てにイライラして不満まかりの高校生の百合。
ある日母親とけんけをして家出をし、近所の防空壕に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年6月…戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰に助けられ、鶴屋食堂に連れて行かれる百合。
そこでツルや千代、彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤に出会う中で、彰の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。
だが彰は特攻隊員で、程なく命懸けで戦地に飛ぶ運命だった。
(アマプラの説明文から転載させて頂きました。)
現代の女子高生が、終戦間際の日本にタイムスリップして特攻隊員と恋に落ちる物語です。
タイムスリップして恋に落ちるなんて、随分ファンタジーな内容。
これが私の第一印象。
ごめんなさい…
百合が戦時中にタイムスリップした時は【随分と非現実的だな…】と思ったものの、とても引き込まれる内容でした。
2時間8分もある映画だけど一瞬で終わってしまった…
恐らくラブストーリーとして作られた内容ですが、特攻隊員と鶴屋食堂のツルさんとの物語もまた魅力の一つ。
このツルさんという女性。
実は実在した女性がモデル。
鹿児島の知覧飛行場の近くに食堂を構えて、多くの特攻隊員を見送ったそうです。
これから映画を観る方は百合と彰の恋模様だけではなく、ツルさんと特攻隊員たちの関係性にも注目しつつ映画を楽しんで欲しいと思いました。
映画を観た人の口コミでは
今までにないくらい泣いた
なんてコメントも多々あったのですが、私個人としては泣けたけどそこまでではない…って感じ。
ただ国同士が始めた戦争に市民が巻き込まれ、若い命が散っていく…
やはり戦争ものの映画を涙なしで見ることは出来なかったです。
戦争映画ではありますが激しい流血シーンなどはありません。
空襲のシーンはありますが、過激な描写はないので子どもが見る分にも安心して見せられる内容でした。
小学6年生の娘と一緒に観たのですが娘は目が腫れるくらいに号泣していたので、若い人にはとても響きやすい内容なのかもしれません。
基本的にネタバレになることは書きたくないのですが、少しだけ。
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出撃していく特攻兵たちが、それぞれ自分の大切な人にあてた手紙をツルさんに託します。
軍からも手紙を出すことは可能ですが、内容を検閲されてしまうためツルさんに託していたんですね。
その手紙の内容に本当に胸が締め付けられて…
流石に涙なしには観られませんでした。
最後は現代に戻ってきた百合が、学校行事で知覧にある特攻平和会館に行きます。
そして彰の手紙を見付けて…
という感じで、物語は終わりました。
主題歌になった福山雅治の「想望」がなんともマッチしていて、更に涙を誘うんですね。
タイムスリップというツッコミどころがあるのはさておき、観て損をしたということはない映画なのでぜひ観てみてください。
プライム会員は無料で配信が見れるのでおすすめですよ。